土からクレヨン作り

ゴールデンウィークの5月5日こどもの日に滝野すずらん丘陵公園にて

「滝野の土でくれよんを作ろう」の講師をさせていただきました。



参加者のほとんどが小学校低学年でした。

おそらく「土」「くれよん」この2つのワードは子供にとって馴染みあるもので「遊び」カテゴリに入る

ワクワクするものなのではないでしょうか。

おかげでキャンセル待ちがでるほど多くの方にご参加いただきました。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました🍀


「お店屋さんが無いとき、お家にも画材がありません。

どうしても絵が描きたい、あなたならどうしますか?」


この問いから教室がスタートしました。


色を身近な自然からとれることは新鮮なことで

皆んな一生懸命乳ばちでゴリゴリと土を細かくしてました。


色の粉(顔料)が出来上がって

「では色が出来上がったので、紙に絵を描いてみましょう。描けるかな?」

と問いかけると

「描けない!」

とノリのいい子が元気にお返事

「どうしてだろう?」

との問いに、皆んな「えーっと………」

「色の粉を紙にくっつけるためのノリとなる接着剤が必要なんです」

というと、ナルホドーと納得していました


ところどころ問いかけて、一緒に考える

ゆっくり時間をかけて画材の成分を説明します。



蜜蝋とサラダ油を混ぜて接着剤(展色剤)の完成

蜜蝋はミツバチが作ったもの、自然からたくさん画材が出来てます。


色の粉を併せてくれよんの完成。

温かなくれよんを触って、皆んな喜んでいました。


子供たちに実際に描いてもらい

「知ってるクレヨンと違う!」という戸惑いが最初にきて

「土の色と一緒だ」「色が鮮やかじゃない」「スラスラと描けない」「蜜蝋の匂いがする」

「なんか違う何でだろうー」と言いながら画用紙いっぱいに絵を描いていました。


クレヨンとはこういうものだ(画材屋さんにあるもの)という当たり前だと思っていた結果とは違うものが出来上がって、

「土からとれる色とお家のクレヨンはこんなに違うんだ」「自分でクレヨンができた」という反応のある結果となりました。

また、土から色がとれることを通して身近なものに興味を持ち、追求するきっかけになれたらいいなと感じています。


今回の子供達が感じた戸惑いが「心の引っ掛かり」や「思い出」や「疑問」となって数年後に経験として生かされたらいいなと思っています。